ドラマにも登場するSTの仕事
みなさんこんにちは★
今回はSTが登場する日本のドラマをご紹介したいと思います。
2015年に実写ドラマ化され、2017年には第2シリーズが放送された『コウノドリ』。
原作は『モーニング』(講談社)で連載中の産婦人科を舞台にした鈴ノ木ユウさんの漫画です。
私もドラマでこの作品の存在を知ったのですが、一人の父親として、心から共感し感動するとともに、改めて妊娠・出産の神秘と生まれてくる奇跡を痛感した素敵なドラマでした。
ご覧になっていたみなさんも、きっとこのドラマを通して色々な想いを持ったのではないかと思います。
実は、この『コウノドリ』第2シリーズ(2017年)の第一話にST(言語聴覚士)が登場しています。
赤ちゃんにヘッドフォンのようなものを装着して何やら検査をしていますね。
これは、生まれたばかりの赤ちゃんの耳がちゃんと聞こえるかどうかを調べる検査です。
音を聞かせて脳波を取る聴性脳幹反応(ABR)という方法を用います。
基本的には赤ちゃんが眠っている間に行う検査です。
このドラマの医療監修をされている神奈川県立こども医療センターの豊島勝昭さんのブログによると、この新生児聴覚スクリーニング検査をしていたシーンで検査をしていた方は、実際にこの検査手技に手慣れた言語聴覚士さんだったそうです。
まだまだ認知度が高いとは言えないSTですが、生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで、それぞれのステージで人の人らしさをサポートする検査や訓練を行っているのです。
↓ STに関する詳しい記事はこちら ↓
きっとあなたの周りの人の中にも、STを関わったことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
高齢社会の日本では、今後ますます必要となっていく職業です。
言語聴覚士という仕事が世間にもっと認知され、それを目指す人が増えますように。。。
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